
ケージボールinドイツフェスティバル2018 二日目
二日目を迎えたドイツフェスティバル。ケージボールブースも様々なイベントを繰り広げていきます。
「ケージボール」はもともと、悪天候でも楽しめるようにとドイツ人サッカーコーチが生み出した、室内サッカー。ドイツをはじめヨーロッパ各国で「壁コートサッカー」として普及し、今では様々な形状やサイズのケージボールコートが楽しまれています。
3.11の被災地である福島県をはじめ東北のコミュニティー再生としてサッカーを通じた被災地復興に取り組みはじめた「東北げんKIDS!プロジェクト」で、NPO法人ツークンフトロカール(大田原邦彦代表)とそのスーパーバイザーである元浦和レッズ監督のゲルト・エンゲルスがいわき市でクラウドファウンディングで実現した、手作りのケージボールが、行政やメディアに注目されました。
この取り組みを知ったドイツ大使館関係者より、今回のドイツフェスティバルにて「東北げんKIDS!プロジェクト」の紹介及び2018年のドイツフットボールアンバサダー最優秀監督賞を受賞したゲルト・エンゲルスのセレブレーションイベント、及びこども向けアトラクションとしての「ケージボール」をご提案いただき、実現。これまでの被災地復興支援活動が、大きな形で評価されたのです。
ケージボールの魅力は、その競技性よりも「遊び場」としての存在感。一歩足を踏み入れれば、そこは大人であっても童心に返ってボールを蹴りたくなってしまうという、安心・安全の空間です。サッカーをやったことない方も、「昔やってた」という方も、老若男女を問わず同じフィールドで楽しめるのです。
フェスティバル二日目は、フットバッグ世界チャンピオンの石田大志さんがケージボールコートでパフォーマンスを披露。会場を盛り上げてくださいました!
もちろんこども達も参加。通常のサッカーグラウンドですとプレーしているこどもたちを至近距離で見ることができませんが、ケージボールなら親御さんもこどもたちの活躍を間近で見ることができるんです。
昔、こどもたちが地域の空き地で気軽に遊んでいたように、元気な声で遊び合う社会づくりにケージボールが貢献することは間違いありません。
そんな未来を期待させながら、二日目の夜も盛り上がりを見せて行きました。